【レポ】新宿狂言(13日)


初の新宿狂言

それではここで、見終わった一発目のツイートを見てみましょう。
すっごーーーーーーーーーーーーっく楽しかったーーーーー!!めっちゃ元気出た!!!パワーチャージしまくった!!!萬斎さんの最後の台詞、かっこ良くない??私も化石化教師にならないように、授業頑張るんば!!!とにかくめっちゃ元気出た!!!楽しかった!!!
大絶賛(笑)
二カ月ぶりの狂言・萬斎さんだったのと、11月~12月は仕事の掛け持ちを始めて人生で一番忙しくて、この世のすべてを恨むほどすさんでいたので、めっちゃ楽しかったです!!!

今までホール公演を三回くらい経験した結果「ホールは微妙」だと感じたので避けまくって能楽堂の時だけチケット取っていたんですが、今日は行って本当に良かったと思った!初めてホール公演が楽しいと思いました。


出演者

梟山伏

山伏:野村太一郎
兄:石田淡朗
弟:飯田豪

後見:月崎晴夫

素囃子「獅子」

笛:小野寺竜一
小鼓:飯冨孔明
大鼓:原岡一之
太鼓:梶谷英樹

博奕十王

博奕打:野村萬斎
閻魔大王:深田博治
前鬼:中村修一
後鬼:内藤連
鬼:野村裕基
鬼:岡聡史
鉄杖鬼:高野和憲

後見:宇貫貴雄・破石澄元

梟山伏

梟山伏で予想外だったのが、太一郎さんより淡朗さんの声の方が聞き取りやすかった!ホール向きの声・能楽堂向きの声とかあるのかな?いや、そもそも淡朗さんのお声をこんなによく聞いたこと自体が今日初めてだったけれども!多分太一郎さんの喉の調子が悪かった(ように見えた)のも一つの要因としてあるけれども、兎に角淡朗さんの声が素敵だった!!!ので、梟山伏は兎に角、声をよく聞いていました。

それぞれの梟の鳴き声に個性があって興味をそそられました。

①飯田さんの鳴き声:正しく梟の鳴き声
第一声聞いたときに音が綺麗過ぎてびっくりした!!あと、↑ホーーーーー↓ホーーーーの、↓ホーーーーーがなんかもういちいち面白かった(笑)↓ホーーーーーの度に笑い堪えてた(笑)

②淡朗さんの鳴き声:オペラ
日本のフクロウとは一線を画す、こう、無意識に拍手したくなる鳴き声。ヨーロッパの森の近くにいそうな鳴き声?オペラ座の近くの森にいる梟はこんな泣き声しそうだと思った。オペラ座の近くに森あるのかも梟いるのかも知らないけど(笑)今日は淡朗さんの声にときめきましたね。

③太一郎さんの鳴き声:梟が山伏になるとこんな感じなのかな?
梟が山伏になるとかもう自分でも何言ってんのかよく分からんけど、そんな感じでした。

ぜひ三羽揃って↑ホーーーーーーーー↓ホーーーーーを聴きたかった………!!!願いは叶わず……!
私の中では↓ホーーーーーがツボすぎて、休憩の時間も頭の中に↓ホーーーーーがループしてて大変だった(笑)
萬斎さんが解説でも仰っていましたけど、確かに自分が小学生の時だったら、↓ホーーーーー↓ホーーーーー言ってたかもしれない(笑)だって↑ホーーーーーーー↓ホーーーーーだよ?↓ホーーーーー面白すぎるでしょうwww
私25歳ですけど、結構末期でしたよ(笑)お手洗い行くときも笑うの我慢してた(笑)

素囃子「獅子」

今回の席でお囃子が見られたことが嬉しすぎた!
前から三列目だったので、すごくよく見えました!普段、お囃子って、正面席の最前列でも、遠いじゃないですか。
最初の一人一人のところを聞いて「ん!?三番叟!?」ってなったけど、違ったっぽい。獅子?って書いてあった(笑)あの頭に白いのとか赤いのかぶるあれですよね!?

大鼓が一番好きなんですけど、その大鼓の原岡さん?の手がね、打てば打つほど、どんどん赤くなって行くんですよ!!!あの時の感情をどう言葉にすればいいかわからないんですけど、本当に生身の人間の血の通っている手であんなかっこいい音出してんだなぁって、しみじみ?実感しました。
ただ見ていただけのスポーツを実際自分もやってみるとプロ選手の凄さが分かるようになる感じ?に似てた。なんかこう、普段見られないものが見れた感じというか。

更に今まであまり興味を持っていなかった小鼓の音の違いを聞き取ることができたので、すごく感動した!!小鼓の音の違いは三種類くらいは判断できたけど、それ以外は耳がおバカだからわからなかった…悔しいです!

あの笛って、どのくらいの息を吹き込むと何%が音になるんでしょうか?すごく息もれている気がして、吹くのにめっちゃ体力いるんじゃないかと…すごいよね…。私、吹奏楽の時もフルートって苦手で…。木管でも、吹いたら100%中に入る保証のあるクラとかサックスが好きでしたね。まぁ、私、打楽器なんですけど(笑)

太鼓は間近でストロークの種類?を見ることができて「あ、その音で止めるの上なんですか!?」みたいな。元ドラマーとしてはバチもつ楽器はやっぱり心惹かれるものがあるよね〜。あとチョンチョン打つところ好き。(笑)

博奕十王

絶対に「小鬼めら」でしょう

博奕十王は閻魔様と獄卒の登場シーンが可愛すぎた。何あのおじゃる丸の小鬼たちみたいなポジショニングwww同世代の人は分かるはず(笑)
可愛すぎて、一緒に花一匁をしたくなった。超可愛くない??!?わたしの中であれば胸キュンポイントだったぜ…。かわいいぜ…。ミッ○ーみたいに手繋いで一緒に写真撮りたかった(笑)

でも、照明が”赤×白”になることによって、武器が血で赤く染まっているように見えて、よく顔を見ると吸い込まれそうなって怖かったからちょっと目を逸らしたのは秘密(笑)
あと若干2名ほど、髪の毛がついている帯?頭に巻いてたやつが落ちてきてて、三角巾をかぶって畑仕事してるばあちゃんを思い出したww
髪の毛が何処かの民族衣装みたいで本当にキュートだった。ソーキュートだった。可愛すぎて可愛すぎて……。やっぱり花一匁がしたくなる!!(笑)誰か共感しませんか!?(笑)
鬼さんたちは、面つけてるのにあんなに動き回れるの、本当にすごいなーと思います。照明と煙もいい感じで、ふわふわ綺麗でした。

パジャマパーティー

そしてめっちゃ姿勢のいいパジャマ着た人の影が見えたなと思ったら萬斎さんだった。パジャマではなかった(笑)(一瞬SJの파자마 입고~♪が流れた)
あの頭に巻いていたのとサイコロの形がサンタクロースの帽子の影みたいに見えて可愛かったですね。そうか12月がクリスマスかと。
そしてめっちゃ姿勢よかった。佇まいが美しかった。影だけでも惚れ惚れする姿勢の良さ!!!
萬斎さんの衣装が、「色白+白衣装」「+背景が黒」で、わたしが目を見開いて見ていたことによって、ちいちゃんの影送り的な残像が目に焼き付いて、萬斎さんがオーラ纏ったみたいになってて、個人的にはすごく得した気分だった。もしお化けが見えたら、あんな感じで輪郭にモヤがかかってオーラみたいなもん纏ってるのかな。

演出も素敵

博奕十王のあの影の演出が、すごく好きです。影って、なんだかワクワクしませんか?!
鬼灯の冷徹(アニメ・漫画)を見てたから、地獄の諸々を知っていたので没入しやすかったってのもありますね!!背景の絵もアニメで見たことあるやつとかあった!!ww
あの左側の秘書みたいな人、絶対鬼灯さんだわって思った。

やりとりが面白くて、おかしくて、ずっと笑ってた。小学生に戻った気分だった。感情が溢れると顔周り触りがちキッズだったんだけど、今日もそうだった(笑)なんなんだろうあの症状。顔を触ると言う…まだ餓鬼なんだな。


まとめ

でも私の中のハイライトはやっぱり最後の萬斎さんのコメントだなー。かっこいいよなー。生き方がね、生きる背中がカッコいいんすよね。挑戦する姿勢というか、ダイソン並みの吸引力で全てを吸い取って自分の一部にして進化して行くというか、すごいよなーと思います。なかなかできることじゃないと思います。日々適当に仕事している人もいますからね。同じ授業してばっかりの先生とか。

20年前に狂言を見に行行けなかった(正確には5歳児なのでそもそも萬斎さんを知らない。陰陽師は見たけど、萬斎さんだと認識してない)私としては20年前の映像も見られて、内容も同じっていうのはなんだか自分の知らない過去にタイムスリップしているようで、ときめいた。
国立能楽堂の資料映像を目の前で見ているような感覚かな?素敵〜!!

どんなに願っても物理的に無理ですからね~。いくら願っても過去の公演を自分の目で見ることはできないし、例えば一昨日のセルリアンタワーは私は死んでも見られないわけですよ。(残業確定で行けなくて死ぬほど後悔している)
それが半分可能なのが、型がある古典芸能の良いところなんでしょうかねー。私はにわかなのでよく知らないけども(笑)

あと、前から三列目の左寄りの席だったので、スピーカーが近すぎて左耳壊れるかと思った(笑)左耳抑えているやつみかけたら、そいつは私です(笑)

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