【レポ】狂言ござる乃座60th




出演者


プレセミナー

高野和憲・月崎晴夫

鍋八撥

鍋売り:野村万作
鞨鼓売り:野村裕基
目代:石田幸雄

後見:月崎晴夫

樋の酒

太郎冠者:野村萬斎
主:内藤連
次郎冠者:中村修一

後見:岡聡史

高砂八段之舞

大鼓:亀井洋祐
小鼓:田邊恭資
太鼓:林雄一郎
笛:一噌幸弘

髭櫓カケリ入

夫:野村萬斎
妻:野村太一郎
立衆:月崎晴夫・高野和憲・竹山悠樹・石田淡朗・飯田豪
注進の者:(26日:野村遼太)
地謡:岡聡史・内藤連・野村万作・中村修一・野村裕基

後見:石田幸雄・深田博治


プレセミナー

プレセミナーに当選したので、参加してきました~!仕事の掛け持ちを始めたので、起きるのつらかったですが、参加できてよかった!
あと自由席だったんですね。もっと早く行けばよかった(笑)
解説は高野さんと月崎さんでした!
私の中で「高野さんは声が大きい人」「月崎さんはソーキュート」というイメージだったのですが、高野さんお話が上手で卵の件とかめっちゃ笑った(笑)参加した人は思い出せると思いますww
話している様子を微笑みを浮かべて見守る月崎さんが素敵だった。

一緒に歌う所も楽しかった!高野さんが、寝るまで覚えててって言ったので頑張った(笑)
最後に当日使う予定の小道具を見ることが出来たのですが、なんかじっと見るのが申し訳なくて(誰に)上野動物園でパンダを見るときのように流れ作業で見ましたwww

鍋八撥

万作さんの技術

鍋奴撥は万作さんの台詞の間の取り方が良くて、すごく聞きやすかったです。『「……」という歌が…』の「」がすごく分かりやすくて、どこからどこまでが歌のことなのか理解しやすくて、(間一つとってもこんなに聞いてる側にとっては変わるんだなぁ、すごいなぁ、ありがたいなぁ)と思いました。
確かにもう高野さんのような声量は出ないと思いますが、声量以外でリカバリーしていく感じ、なんかかっこいいですよね。

万作さんの一挙手一投足でみんなクスクス笑ってたし私もクスクス笑っちゃった(笑)個人的にはジャンプするときにお腹の鍋押さえてるところがツボでしたねww かわいいと言っていいのか何と言えばいいのか(笑)

裕基さんの成長力

あと裕基さんの最後の水車?がパーフェクトすぎて「この家系の体感やべぇな」と思いました。プレセミナーで高野さんが「月崎さんは体が器用だからできるけど、自分は最後にアレがあるから無理」的なことを言ってて、私も無理だわってなりましたwwあと5年若ければできたかも。今でもやればできるだろうけど、あんなに華麗には無理…。後継が体感弱かったらどうなるんでしょうかね……。

あと、超ド素人でこんなこと言うのすごく上から目線で失礼だと思うんだけど、見るたびに裕基さんの安定感が抜群に良くなっているのにびっくりしました!!周りの人たちがちゃんと褒めてくれていると思うけど、素人目から見ても成長力が半端ない。

この前、友達に録画してもらったWOWOWのドキュメンタリーを見直していて、私は完全に裕基さんのファンになった(笑)

床を踏む音の違い

面白いなと思ったのが床を踏む音の違いでした。
裕基さんの踏む音は上に刺さるような音で力強い感じで、万作さんの踏む音は床が楽器のようなよく響く音でした。
多分、万作さんは踏むコツが分かっているのか、程よく力が抜けているのか…床という楽器を熟知している感がすごかったです。私には理由は分かりませんが、そんな感じがしました。

ちなみに萬斎さんは裕基さんと万作さんの間な感じがします。万作さんのはマジで楽器だった。


樋の酒

樋酒は最後、中村さんが退場した後に萬斎さんが「もう一杯」とか言って堂々と飲もうのしてるのが面白かった(笑)
この前、学生が宿題を忘れて休み時間にやってたんですよ。そのまま授業時間が始まったのにまだしまわないので「もう授業だから宿題は休み時間にやってください」って言ってしまわせたんですね。
なのに、私が板書してる時こっそり宿題やってて、また叱られるっていうww
それを思い出しました(笑)

高砂八段之舞

高砂で言いたいことは一つです。
「一噌さんが笛吹きながら踊ってた」

絶対踊ってました、あれは!!
私は中正面から見ていたので、左から順番にみてて「太鼓、大鼓、小鼓、……一噌さんが踊ってるーー!!」ってwwwあそこだけ空間歪んでたと主ますよ。
一噌さんの後ろにダークマターというか宇宙見えましたもん。絶対あそこだけ次元が違ったと思います。ダークマターを背負った一噌さんが笛吹きながら踊り狂っていましたね。超カッコよかった。取り敢えず私の目は一噌さんに釘付けでしたね~。

あとすごくどうでもいいことなんですけど、あのお囃子バックに能楽堂で剣道したいなと思いました。なんでそう思ったのかは自分でもよく分からないんですが、獅子舞でもいいけど、あのお囃子バックに剣道したら勝てそう。めっちゃ強くなりそうじゃないですか?(笑)きっと剣道してた人ならわかってくれるはず!!

太鼓の叩き方が独特で面白いなーと思いました。私がドラム教えてもらってた時は手のスナップは叩いた後に止めるって教わってたんですけど、太鼓ってタコみたいな手捌きで叩くんですね。手が別の生き物に見えた。良い意味ですよ。

髭櫓カケリ入

立ち衆が最高

髭櫓は、立衆が最高すぎでした。あれちゃんと意識して背の順で並んでいたのでしょうか?(笑)一人一人で攻撃しにいった後の反応が面白くて(笑)最初から一斉に攻撃したらいいのに、取り敢えず一人ずつやんのね(笑)あれは面白いwwww一斉攻撃しないのは、名乗っている時に攻撃できないのと同じようなマナーのようなものなんでしょうか?立衆一人一人のキャラが立ってて、いいなぁと思った。御近所さん強すぎですよね。

ぺちぺちで殺意がわいた

DV男をやっつけてくれた清々しさ!!最初は両方言い分は分からなくもないなと思ったけど、萬斎さんがペチペチやった瞬間私は太一郎さんの味方になった!!もう萬斎さんを完全敵視ですよ!
でも最後の萬斎さんの表情をみたらなんかクスッと笑えたし、まぁ、しょげてるから許してやろうって気になった(失礼)
あと持ってた扇?が多分末広がり?だったのが、DV男の話なのに本当にめでたい曲なんだなーと思った(笑)
もう私はペチペチやった瞬間敵視したから半分くらい話が頭に入ってないっすwwwwww高野さんが、寝るまで覚えててって言ったのに私1時間後に忘れてたよ。ごめんなさい笑

パンフレットの話

山田さんが相変わらず面白い

パンフレットの山田さんのところ本当に面白いからみんなよく読んでほしい(笑)縦文字でググるって久しぶりに見ましたwwwww
MANSAI◉解体新書 その弐拾九の時もそうですが、山田さんのお話には途中途中で面白いオチ挟んでくるから読みながら笑っちゃうwwww
私も足つつきたい!!!!!!!!そして本当に朝まで歌うのかな……途中で飲み物飲むくらいの休憩挟んでくれないのかな……。どうかご無事で……。

萬斎でござるLX

パンフレットの萬斎さんのところの言葉を見て、なんだか生きる希望が湧いてきました。
最後のところに「前より少しは信じられるようになった」って書いてあるんですが、これにすごく励まされました。
ここ最近「自分の授業が学生の役に立ってないんじゃないか?」と思って、色々やっても中々自分の授業を信じられなくて…藻掻き中なんですよ。(ついでに他の学校との掛け持ちも始めようとしているので、わけわからないことになっている)それで、「芸歴五十年もある人が『前より少しは信じられるように〜…』とか言ってんだから、四年目ペーペーの私が自分の授業を信じられないなんて当たり前だし、むしろ今の時期はそんなことで悩んでいないで、前進あるのみなんじゃ?」と思って、めっちゃ励まされました。
やっぱ萬斎さんかっけぇーーーーってなりますよね、これは。


してもらう事の慣れ

髭櫓の萬斎さんを見ていて、人にして貰うって慣れなんだと思いました。裕基さんが後見の方に色々して貰う時は、まだ何というか可愛らしい感じ?でしたけど、萬斎さんは手伝われ慣れてる?というか……貴族感が凄かったです。偉そうってんじゃなくて、してもらうっていうのは慣れもあるのだなと。

もしくは、萬斎さんの場合はどんな手伝いをしてくれて、自分がどう動けば手っ取り早く終わるかをちゃんと頭の中にインプットされてるから、堂々としてるってのもあるかもしれないですね。何をどうするか分からないまま手伝って貰うのはお互いに「あ、いや、っあ?」「こっち?あれ?」ってなりそうですもんね。
あと鍋八撥の月崎さんの有能感が半端なかった


クリアファイル

休憩時間に米寿の会とござる乃座のクリアファイルを手に入れてほくほくしながら家に帰りました(笑)

コメント