【旧】狂言の台本 ⓪天正狂言本




何言ってるのかわからない件



以前【国文学研究資料館へ行ってきた!】にも書きましたが、

何を話しているのか聞き取れなかった(耳がバカだから)セリフが知りたくなり、台本を探していました。でも「狂言 台本」で調べてもネットじゃスパッと出てこないんですね~。

なので!
ネットや本で自分なりに調べてみました。

基本的に私は完全独学です。しつこい様ですが責任はとれません!(笑)

自分用の備忘録です。







いろいろ調べて分かったこと


流派によって台本(ここではまとめて台本という事にします)が違う事。

 まあ、そうですよね。お家単位なわけですから。あと呼び名も違うようです。


違うけど元をたどって?最古の本は「天正狂言本」らしい

 この最古の本の時代にはまだ流派が存在していなかったという事の裏付け?




簡単なまとめ



天正狂言本
 ↓
 大蔵流大蔵虎清本/大蔵虎明本→大蔵虎寛本→虎光本→山本東本/茂山千五郎家本
      ちなみに虎清は父で、息子は虎明(兄)と、清虎(弟)。

 和泉流天理本→和泉家古本→波形本→雲形本→古典文庫本/三宅庄市本
      天理本というのは通称で、天理図書館にある「狂言六義」のこと。
      和泉家古本って何や。
      波形本は一向に検索に引っかからないので謎。
      調べても心電図の本しかヒットしません。(笑)

 鷺流忠正本→鷺保教本→名女川本→森本→有江本→賢通本
      詳しい方ならご存知だと思いますが、鷺流は明治末年に廃絶して、
      今は地方芸能として残っているそうです。


 ④狂言記狂言記/狂言記外/狂言記拾遺…とかいろいろあるみたい。
      大蔵・和泉・鷺以外のものらしい。
      なんだかネット上ではすべて「狂言記」としてまとめられている印象。




⓪天正狂言本


天正六年(1578年?)奥書、「天正狂言本」。筋書程度の記述だそうです。
103番所収ですが、20番程は後代に伝わらなかったそう。
狂言三大流儀(流派?)確立以前の最古の台本だそう。
法政大学能楽研究所蔵。


原本?


  法政大学能楽研究所デジタルアーカイブ


  

複製?翻刻?


1)「日本古典全書 狂言集・」 


CiNii 大学図書館検索ページ
こちらは天正狂言本+鷺賢通本だそうです。 

2)「狂言古本二種」 古川久


CiNii 大学図書館検索ページ
こちらは天正狂言本+大蔵虎清本だそうです。







これ、本の内容が翻刻なのか複製なのか調べただけではわからなくて…。
実際に図書館へ行くしかないですね。

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